①-2 大学を学歴で選んではいけない理由とは?

こんにちは〜!栄養学生きなこです!

今回は大学受験では避けて通れない「学歴」について書いていこうと思います!

ちなみに断っておきますが、これは学歴や学歴が高い大学が悪いという話ではありませんよ!

また、この記事は、次の記事の前段階なので、次回もぜひ読んでください!

 

 

大学受験的な学歴についてかるーく紹介

高校2,3年の人は知っているかも知れないけど、「そもそも(大学受験的な)学歴って何?」って人向けに軽く説明。

 

一般的に学歴が高い(つまり偏差値が高い)大学の例としては

旧帝大(東京、京都、北海道、東北、名古屋、大阪、九州)

早慶上理(早稲田、慶應義塾上智、東京理科)

・東京難関私立のGMARCH学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)

・関西の難関私立の関関同立(関西、関西学院同志社立命館

などがあります。

 

他にも、東京工業大学東京医科歯科大学一橋大学など(名前を出した大学、その順番に意味はありませんよ!)たくさんあります。

 

何を基準に「学歴が高い」というかは様々な要因(偏差値、研究環境、知名度、輩出した著名人、就職実績等)がありますが、やっぱり偏差値と知名度が大きいですね~。

 

みなさんもクイズ番組とかで「東大出身の~が…」って聞いたら「おーすごいな!」って思いますよね。一言でいうとそういう大学です。

 

学歴の実情

ちなみに、私が通っていた高校はそこそこの進学校だったので、下の方の(言い方ゴメンナサイ)高校だとかなり違ってくることはご了承下さいm(__)m

 

①【学校や塾】学歴重視

まあ、この記事で言いたかったこと全てこれに尽きます(笑)

高校も塾も、対外的な「結果」は「進学実績」ですからね…

 

まず、高校の場合。

一年の初期の段階で、「将来について考えよう!」的な冊子が配られました。先生も「やりたい学問や仕事を見つけることが大事。学歴にこだわるな。」的なことを言ってました。まあ、私の学校は、こういう進路指導はやってくれたからしっかりしてた方かも知れません。

 

しかし!

 

2年になると雲行きが怪しくなります…

受験が近づいてくると、受験を意識した説明会などが行われ、先生方の「(学歴の)いい大学に行ってほしい…(圧)」という気持ちがひしひしと感じられます笑

 

3年の特に秋ごろになるともっと圧が強くなります。

第一志望以外の大学を決めなきゃいけないんですが、学部や学問は関係なくなってきますね。試験日程の関係次第では、オーキャンに行ったことがなくても、とりあえず学歴高いとこ受けとけ、みたいな。

 

これが悪いとは言いませんが、そういう「学歴第一主義!」みたいな雰囲気に呑まれそうでした(;゚∀゚)

 

次に塾の場合。

塾のほうが露骨に学歴を重視していた気がします。塾スタッフは自分達の給料に直結するから、当然といえば当然ですけどね…

 

塾のホームページや塾内には、有名難関大学の進学実績が張り出され、クラス分けは「東大クラス」やら「MARCHレベル」なんてつくものもあります。

 

塾内の配布物には、有名大学合格者の声のみが載せられ、説明会では「学歴いい大学に入れば将来は明るい!」的な発破をかけらました。ちなみに合格者は「やりたいことのためにこの大学を選んだ」とか言いますが、多分少数派だと思います…

 

散々悪口を言いましたが(笑)高校や塾は悪いところではないですよ!(いい点もたくさんあります!)

 

でも、「学歴が全て」みたいな雰囲気には呑まれるし、気づかずにそう思い込んじゃうんです(実体験)

 

教育現場ではまだまだ偏差値は君臨しそうですね…。

 

②【受験生】学問より大学

受験生に教える立場の人間の雰囲気は①で述べました。では受験生の雰囲気はどうなのか?

 

実際あまり変わりません笑

 

「学問より大学」って人は個人的にかなり多いと思います。高校にもよると思いますが。

 

私は管理栄養士になりたいと思ったので、養成課程がある大学を選びました。でも高校生の時点で将来のビジョンが決まっている人って一握りなんです。

 

なので、

文系の人は「とりあえず文学部、商学部、経済学部あたりのいい大学に入りたい」

理系の人は「受験で有利だから数Ⅲと物理選ぼう」ってなりがち。

 

もちろん、自分の方向性が合っているなら文学部、商学部、経済学部、数Ⅲと物理を選ぶのはとてもいいことだと思います。また、ビジョンが決まってないことは悪いことではありません。逆にそれが普通だと思います。

 

でも、「大卒欲しいし、みんな大学行っているからとりあえずいい大学行こう。学問はなんか面白そうなもので。」って軽く考えている人が大部分ではないかと感じていました。

 

学歴で選んではいけない理由

①大学受験のモチベにならない

これは高校1,2年での日々の勉強でも言えますが、学歴のみにこだわっていると、高校3年生の秋はモチベーションがだだ下がりになります。

 

なぜなのか?

 

まず、受験の天王山と言われる高校3年生の夏が終わると、それはそれは暗澹とした気持ちになります…。

 

「やばい、勉強量足りない」ってね( ´∵`) 

 

そして思うんですよね。「このまま受験に臨むと落ちるんじゃないか」と。

私はちょっと事情が違うんですが、この気持ちを体感したことがあります。

 

これはかなりの恐怖ですよ。

今までの努力が全て無駄になるのではないのか…(国公立志望の人は)私立になっちゃうんじゃないのか…

 

この現象は受験生にはかなりあるあるらしく、ここで踏ん張れるかどうかが第一志望合格の分け目になるそうです。

 

乗り切るためには、「大学でこれがやりたい!」という強い気持ちがないとやってけないと思います。「これ」が学問であれ、サークルであれ、友達であれ、心の底から思っていれば乗り切れると思います。

 

「絶対にいい大学に行ってこの企業に就職したい!」でもいいと思います。でも「なんとなくいい大学に入りたい」というふわっとした気持ちだと、「高3秋恐怖症」に陥ります(私が付けました笑)。

 

②将来役に立ちにくい

大学で将来何をしたいか考えるのは、とてもいいことだと思います。

でも方向性も考えずに入学してしまうと、大学で得たせっかくのチャンスも逃してしまうし、就活のときに困ると思いますよ。

 

最終学歴はなにかとついて回ると思いますし、自分の芯がないと、見つかる「やりたいこと」も見つからなくなってしまいます。

 

③入学後ついていくのがしんどい

大学はサークルやバイト、恋愛など他に楽しいことがたくさんありますが、やっぱり学問が楽しくないとかなり厳しいです。「栄養学楽しい!」と思っている私でもレポートで死にかけてるぐらいですから笑。

 

楽しくもないレポートや課題をこなす毎日…想像するだけでゾッとします(°д°)

 

まとめ

・学歴の実情

学校も塾も受験生も、「学歴第一主義!」の雰囲気が強い。

・学歴で選んではいけない理由

①大学受験のモチベにならない → 高3秋恐怖症に苛まれる

②将来役に立ちにくい     → やりたいことが見つかりにくくなる

③入学後ついていくのがしんどい→ 好きでない学問だとレポートや課題が辛い

 

いかがだったでしょうか?

 

もう一度断っておきますが、これは学歴や学歴が高い大学が悪いという話ではありません!

 

でも、ある程度の学力がある環境にいると、このような雰囲気であり、呑まれやすいということが伝われば嬉しいです。

 

でも、「やりたいことないし、いい大学行っといたほうがいいかも」「それでも学歴主義から抜け出せない」って思っていませんか?

 

次は過去にその状態だった私が、どうやってやりたいことを見つけ、学歴主義から抜け出したか書きたいと思います。

 

ではまた次の記事でお会いしましょう!